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■印鑑の歴史■
印鑑の起源は、今から5,000年以上も前のメソポタミア地方。
当時の有力者が、石や宝石の円筒形の外周部に絵や文字を刻み、粘土板の上に転がして使っていた。
首から下げて携帯していたという。
古代メソポタミアに端を発した印鑑は、後に世界各地に広まり、東は中国を経由して日本へ、西はギリシャ、エジプト、ローマを経て欧州各地に広まった。
欧州で印鑑を使う事は、現在ではほとんどない。
日本で最古の印鑑は、北九州で見つかった漢倭奴国王≠ニ刻まれた金印。
政府や地方の支配者の公印として使われ始め、平安・鎌倉時代に個人の印として定着した。
明治時代、公印は法律の規定により管理されるようになり、個人の印は印鑑登録制度により使用され、現在の実印、銀行印となっております。
■印鑑のお手入れ・保管■
上手な捺印方法は、まず朱肉を付け過ぎない事。
軽くポンポンと朱肉を付け、の≠フ字を書くように圧を加えます。
用紙の下には適度なクッションを置きます。できれば捺印マットの使用をお薦めいたします。
朱肉は品質の良いものを、また朱の油を過剰に補充すると綺麗に捺印できません。
捺印後はなるべくこまめに朱肉を拭きとって、たまに植物性オイルで拭いてください。
そのまま放置すると、朱肉が固まって、使うたびに印影は汚れてまいります。
できれば掃除用の「ゴミトール」などをお使い頂けば、綺麗な印面をいつまでも保つことが出来ます。
目詰まりしてしまった場合は、薄めた洗剤をつけて、歯ブラシ等で少しずつ落として下さい。
保管は、必ずケースに入れ、温度変化の少ない場所に保管して下さいませ。
天然素材は乾燥等の気温変化に影響を受けやすく、また虫食いになることもございます。
防虫剤を側に置くと虫食いを防ぐことができます。
いくら高級素材の印鑑でも、強い衝撃を与えますと破損します。
ご自身の分身なのですから、大切に取り扱って下さいますよう、お願い申し上げます。